私の空を這いずる記

植物の種をまく季節『芒種(ぼうしゅ)』です【今日は何の日?】

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こんにちは。まこ、です。

 

もう日中は真夏の様な暑さですね。

来月7月7日は七夕です。晴れると良いですね〜。

ところで、今日6月6日は何という日なのでしょうか?

 

6月6日は芒種

毎年6月6日頃は二十四節気の内の一つ、『芒種(ぼうしゅ)』です。

次の節気の夏至までの期間のことも当てはまります。

年によって微妙に日付けが異なるのですが、

今年2019年は本日6月6日です。

 

最近はあまり聞き慣れない言葉ですね。

『芒種』とは、「芒(のぎ)を持った植物の種をまくころ」のことです。

えーと…芒すらよく知らないので調べてみると、

 

米、麦などイネ科の植物の小穂を形成する鱗片の先端にある棘状の突起のこと。

 

つまり、田植えの頃のことを言う訳ですね。

田植えはもっと早いでしょ。と思われるかも知れませんが、元々旧暦の4月末〜5月初旬に訪れていたのですが、新暦に直されたことによって実際の行事とはズレが生じてしまっているのです。

ただ、私の居住地の辺りではまさにこれから田植えシーズン真っ盛りを迎えます。
これは地域差でしょうか?

 

芒種はどんな季節?

上記で書いたように田植えの季節ではありますが、他にはどんなことが起こる季節でしょうか。

七十二候という古代中国で考案された方式から紹介したいと思います。

 

  • 蟷螂生(とうろうしょうず)=カマキリが生まれ出る
  • 腐草為蛍(ふそうほたるとなる)=腐った草が蒸れ蛍になる
  • 鵙始鳴(もずはじめてなく)=モズが鳴き始める
  • 梅子黄(うめのみきなり)=梅の実が黄ばんで熟す
  • 反舌無声(はんぜつこえなし) =反舌鳥(クロウタドリ)が鳴かなくなる

 

以上の中で、日本で馴染みのあるものは、カマキリ、蛍、梅くらいでしょうか。

カマキリの成虫や卵は大人になって普段注意していないのでめっきり見かけませんが、蛍は昨日ローカルニュースのお天気コーナーで写真が投稿されていました。

そして、梅は最近スーパー等でよく売られていますね~。

梅酒にしたり、梅干しにしたり…

因みに、「梅は三毒を断つ」と言われ、昔から健康食品として親しまれてきました。

三毒とは「水の毒」「食の毒」「血の毒」のことです。

梅干しにはクエン酸が豊富に含まれており、消化吸収を良くしたり疲労回復や抗菌・防腐作用、血液を清浄化する働きもあるそうです。
昔の人は習慣としてこれらの作用を理解していたのでしょうか?凄いなぁ~。

 

そして、この時期で梅といえば、梅雨も連想されます。

まさに今から日本列島は梅雨入りになりますね。

しとしとジメジメと蒸し暑く嫌な季節ですが、本格的な夏を前に雨が降らないと水不足に陥り日常生活に支障をきたします。

特に農家さんにとっては恵みの雨、ですね。

 

終わりに

芒種は七夕のようにイベント向きの節季ではありませんが、少し調べてみると日本人にとって大変馴染みのある(あった)節季であることが分かりました。

田植え、カマキリ、蛍、梅…

忙しさに追われる日々ですが、その日常の中でもこの時期ならではの風景や事柄に目を向けて季節を感じてみては如何でしょうか。

 

それでは。

 

 

ブティック社編集部
※ムック版もあります。

 

 

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